 |



シンプルさを大切にするスカンジナビアン・デザインの伝統の本質のひとつに「less is more(より少ないことはより豊かなことである)」という考え方がある。ごてごてと華美に飾り立てると、本来の姿やラインあるいは形を評価しづらくなるという、このスカンジナビア的なものの捉え方は、サーブの車のデザインの根底に強く流れており、「less is more」の哲学は、サーブが時代の変遷の中で極めていったターボチャージャーという技術と非常に密接につながっているのである。
自動車の世界にターボチャージャーの技術を持ち込んだのはサーブであった。今からちょうど30年前、フランクフルト国際モーターショーでサーブ初のターボモデルを発表。当時、量産型エンジンからより多くのパワーを引き出し、エンジン効率を高めるための信頼性に優れ、かつ日常的なドライビングとしてターボチャージャー技術の開発に力を入れていたのは、サーブのみであった。
30年間におけるサーブの成功を示した象徴的なことは、皮肉にも、まさに「模倣」だった。というのも、現代において、ターボモデルを作らないメーカーなどほとんど存在しないからである。
そして現在、ターボチャージャーは30年前とは大きく変わり、魅力的なテクノロジーとして認識されるようになった。これはサーブが提唱する「ライトサイジング」への鍵となるもの、つまり「less is more」の哲学の登場するところとなる。
ターボエンジンは、同様のパワーを発生させるノンターボの自然吸気エンジンに比べ、より軽量かつ小型で燃費に優れているだけでなく、ターボチャージャーはエンジンの排出ガスの気流から得たエネルギーを利用することで、さらに大きなパワーを発生させる。このアイデアは、本来であれば廃棄されるだけのエネルギーを再利用するという点でも非常に魅力的である。
通常、燃料を燃焼させると約30パーセントものエネルギーがエキゾーストパイプを伝って逃げてしまう。しかし、ターボチャージャーではこうした排気エネルギーを利用して、より大量の空気をエンジンに送り込む。当然ながら、吸気量が増えた分、多くの燃料が必要になるが、ターボ車の場合、シチュエーションに応じて効率的にエンジンを活用することができるのである。
サーブを代表する専門家で、「量産型ターボの父」と称されるパー・ジルブランド博士は、かつて次のように語った。
「ターボチャージャー・パワープラントは、まさに1つのユニットに2つのエンジンが存在する。日常的な走行に使用するスモールエンジンと、より大きなパワーや高性能を必要とするときのラージエンジン。そして、スロットルの開度が大きくなったときに、ターボチャージャーがこの2つを結ぶ役割を果たすのだ。」と。
現代においても、サーブはターボチャージャー技術の先端を走り続けている。化石燃料から排出されるCO2量の低減を求める声が世界で高まりをみせる中、ターボチャージャー技術とバイオエタノール燃料(E85)を組み合わせたサーブのバイオパワー・エンジンは、これらの有害物質の排出量を大幅に削減させた。しかも、ガソリンエンジンよりも多くのパワーを実現させたのである。これこそ、スマートな「ウィン・ウィン」のソリューションと言えるだろう。
以上
|
 |
 |
 |
北米メディアより「年間最優秀スペシャルティ・コンセプトカー」に選ばれる。サーブ9-Xバイオハイブリッド、米自動車殿堂で栄誉
GMAPジャパン、「GM創立100周年記念キャンペーン」を開始
次期型サーブ9-3、トロールハッタンで生産
サーブ・オートモービル、クリエイティブデザインを推進、スウェーデンのデザイン賞「Design S」の主要スポンサーに
GMAPジャパン、「キャデラック・サーブ・ハマー葛西」を開設
サーブ・サロモン・アバランチ・トロフィー2008。マウンテンバイクで急斜面を疾走
サーブが「ピュア・バイオパワー・エコ・クロージングコレクション」を立ち上げ
サーブ9-Xバイオハイブリッド、ニューヨーク国際オートショーでアメリカデビュー。ワールドプレミアのジュネーブモーターショーでは「ベスト・コンセプト」賞を受賞
サーブ9-Xバイオハイブリッド、「ベスト・コンセプト」賞を受賞。
ジュネーブモーターショーで『AutoWeek』誌編集者が選出
GMAPジャパン、世界限定生産モデル「Saab Turbo X」を発表
サーブ ジュネーブショー・ハイライト
サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプト。主要諸元
サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプト。サーブブランドを拡大させる、革新的なクロスオーバーモデル
サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプト。サーブとサロモンが連携。サーブとサロモン:アクティブ・リビングを実現する自動車デザインを共同で開発
サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプト。マネージングディレクター、ヤン・アケ・ヨンソンのコメント。サーブ、クロスオーバーモデルの投入で新車攻勢
サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプト。パワートレイン。ライトサイジングとバイオエタノールによって、環境性能とハイパフォーマンスを両立
サーブ9-3スポーツセダン、スポーツエステート、コンバーチブルが2008年度トップ・セーフティ・ピック賞を受賞
サーブ・エアロXコンセプトのデザイナーが「アジアン・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を獲得
サーブ、「ドライバー・アテンション・ウォーニング・システム」を開発
GMAPジャパン、キャデラック・サーブ・ハマー福岡を開設
GMAPジャパン、2008年モデル「サーブ9-5」を発表
GMAPジャパン、2008年モデル「サーブ9-3」を発表
ターボ開発を担ってきたサーブの軌跡。
サーブ、ターボモデル誕生30周年
サーブ、21世紀のブラックターボを発表
サーブ、IAAでターボチャージャー誕生30周年を祝福。
サーブ 2007年フランクフルトショーハイライト
第62回フランクフルト・モーターショーで「サーブ・ターボX」を公開予定
サーブ、環境に優しい「フレキシ・フューエル車」の販売台数でトップに
サーブ、創業60周年記念式典を開催
GMAPジャパン、サーブ 9-3 60周年記念限定車を発表
サーブ9-3コンバーチブル、米国の衝突安全テストで最高ランクを獲得
|
 |